<   2011年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

Facade@TSUTAYA TOKYO ROPPONGI

今月発売の新刊、気鋭の韓国人写真家、ハン・スンピル写真集『Facade』。
「Facade(ファサード)」とは、建物の正面、入り口、見せかけ、の意。建物の壁や、改修工事の為の囲いに描かれた絵画が現実の風景と混じり合い、トリックアートのように私たちの目を欺きます。

TSUTAYA TOKYO ROPPONGIでは、特大パネルで展開中。
b0170097_198958.jpg

ご担当Yさん、ありがとうございます!

どこまでが現実でどこからが非現実なのか?
ぜひ一度店頭でご覧になってください。(大谷)
[PR]
by foiltokyo | 2011-04-26 19:09 | 書店まわり

ブタとおっちゃん@日刊ゲンダイ

この度起きました東日本大震災におきましては、皆様のご無事を心より願うとともに、一日も早く被災地の復旧がなされることをお祈り申し上げます。

さて、昨日3月31日の日刊ゲンダイ夕刊にて、『ブタとおっちゃん』が紹介されました。
b0170097_17284924.jpg

慈しみながらブタを育てるおっちゃんの日々

 香川県の小さな町(詫間町=現三豊市)で養豚場を営み1200頭のブタと暮らす上村宏さんの日々を追ったフォトドキュメンタリー。
 氏の一日は朝3時半から始まる。ふんの掃除から餌やり、お産や去勢などの各種の手術、毎日のように生まれる子ブタの牙の切除や予防注射、そして午後の餌やりと、終日ブタの世話に追われる。夫婦2人だけで1200頭ものブタの世話をするのはかなりの重労働だ。
 カメラは、そんな仕事の合間にブタたちと過ごす氏の柔らかな表情を切り取る。子ブタに腕枕をしながら共に昼寝する姿や、群れの中でブタに寄り掛かって新聞を読む姿、時にはブタたちにギターを弾いて聞かせ、またある時はペットのように子ブタに引き綱をつけて連れ出し、海を散歩するなど。ビールを片手に、たばこの煙をくゆらせながら、ブタと共に過ごす氏の自然体の生き方そのものが作品からにじみ出ている。
 農林水産行政に携わっていた著者は、仕事を通じて知り合った上村さん一家のあまりに幸せそうな姿に魅せられ、定年退職後10年間、シャッターを切り続けてきたという。
 その言葉がうなずけるほど、ブタと一緒にいるときの氏はこれ以上の幸せはないという表情をしている。
 業界では餌やりからふん尿の処理まで機械化が進んでいるというが、上村さんは何よりも飼育過程でストレスを与えないよう、一頭ずつを見守り、のびのび大切に育てている。ゆえにそのブタは何度も農林水産大臣から表彰を受けるほどのおいしさだそうだ。
 ブタとおっちゃんの何とも言えない姿に自然と頬がゆるみ、やがて氏の達人のようなその生き方に人生の過ごし方の真髄を教えられる。  
 


震災後、何人かの読者の方から、「震災後、悲しいことばかりで沈んでいた心が癒されました」というお手紙を何通か頂きました。
 この本を手に取って、一人でも多くの方がそんな気持ちになってもらえたら、これほど嬉しいことはありません。ぜひ一度ご覧になってください。
[PR]
by foiltokyo | 2011-04-01 18:05 | パブリシティ